第8集 2005-04-17
海に出てきました。大浦海岸です。
プライベートビーチのような感覚のこぢんまりとした海岸です。 北のほうに歩いていくと何か看板が...
なんと「がけ崩れのおそれあり危険」ということで立入禁止になっています。 地図に雨崎から大浦海岸まで遊歩道が記されていなかったのもそのためか...
さて、目的地は剱崎ということで反対の南側に向かいます。
きれいな海ですね。
大浦海岸は奥まったところにあるためか、訪れる人は少ないです。 海水浴シーズンになるとにぎわうのでしょうけど。
砂浜は終わり、岬へアタックです。 三浦半島特有の斜め上に突き出た岩が次々と現れます。
関東ふれあいの道のサポートがありますが、ベンチのような木橋が傾いてますよ?
白い岩肌に細い道が取り付けられています。 岩はもろく慎重に歩く必要があります。
コンクリート円柱の足場も、途中の1つが壊れてしまってます。
剱崎はこんなに近く見えるのに、全然前に進みません。
岩はもろく落石の危険性もあります。 北側と変わりませんね。
途中、海面すれすれの岩を通らなければならない所が何ヶ所かあるのですが、苔が生えていて滑りやすく大変危険です。 また、満潮時に通れるかどうか保障もありません。 本当に怖かったのでその区間の写真はありません。
おなじみの「関東ふれあいの道」の看板...け、消されている!
そういえば、大浦海岸に「崩落などで整備が追いつかないので間口漁港までの経路を海岸から車道に変更した。危険なのでなるべく車道の方を通るように。」という内容の看板があったのを思い出しました。 つまり、この道はすでに廃道になってしまったのです。 どうりで歩きにくいわけです。
しかし、ここまで来た以上引き返すわけにもいかず、このまま先に進みます。 実は引き返す自信がなかったりします...
この岬のクライマックス、大浦山海蝕洞窟。 しかしゆっくり見ている余裕は全くありません。
この階段を上ると...
!
下から見てみましょう。
駐車場に到着しました。 やっとこの険しい道から解放されます。
教訓:大浦海岸から間口漁港の海岸線は危険なので安易に進入しない。車道(市道)を通った方が早くて安全。