第5集 2004-09-12
海に突き出た岩には洞穴があります。 三浦半島ではよく目にします。 これは戦時中に使われた待避所(防空壕)でしょうか。 それとも古代の住居?
丘の上の目立つところに建つ別荘のような建物。 あの建物からの景色はすばらしいでしょうね。 どんな人が所有(利用)しているんでしょう。 うらやましい限りです。
三戸海岸とはうってかわり、ごろごろとした岩場の景色となります。 子供達が楽しそうに遊んでいます。
水は意外と澄んでいます。 小魚や小エビなどがいっぱいいます。
シュノーケリングをしている人もいました。 浅いので練習にはいいところではないでしょうか。
馬の背のように柔らかそうな丘が続いています。 その先端が、黒崎の鼻と呼ばれる場所です。
岩を登ってみましょう。
黒崎の鼻に到着です。 ぐるっと見回してみましょう。 まずは、いままで通ってきた道、三戸海岸方面からです。
海方面。 黒崎の鼻からしばらく岩が顔をだしていますが、徐々に海に潜っていきます。 岩の先端には釣り人がたくさんいます。 黒崎の鼻は釣り人にも有名なポイントのようです。
入江方面です。 海岸は険しい地形になっています。 一方、入江は対照的に平坦で落ち着いた感じです。
最後に荒崎方面を眺めます。 本当にどの方向も眺めがいいです。
ここ黒崎の鼻は今のところ三浦半島で最もお気に入りの場所です。 まわりには人工物がまったくありません。 日常の雑多とした事をすべて忘れて、緑の丘、青い海と空に抱かれながらのんびり過ごす。 まるで自然と一体化したかのように。 いつまでもこのような環境、雰囲気であってほしいと願うばかりです。
こんな景色を見ながら、三崎口駅前のコンビニで買ったサンドイッチをいただきます。 ああ、もう最高ですね。
丘の上に立つ別荘を目標にして、その左にあるひとすじの道。 この道は三崎口駅への近道です。 この丘を越えると、まっすぐな道に出ます。
今回は海をゆっくり眺めるために三戸海岸まで遠回りをしています。
さてこちらは戻らずに先に進みます。 黒崎の鼻を海まで降りていきます。 さっきまでのんびりしていた草原の下はこのようになっています。
岩場からの海の眺めもいいですね。
この写真は渡ってから撮影しました。向こうから手前に渡ります。 ちょっと分かりにくいと思いますが、対岸側の岩は高さ約1mで途中に足をかけるところがありません。 5年前にここに来たときはここの通行を断念して、草原からの回り道を、背丈ほどある笹薮をかきわけて行きました。 今回はここを突破してみることにしました。
裸足になり、慎重に足を下ろします。 もし着地失敗してこけたら全身ずぶぬれ。 カメラや携帯なども水没してしまいます。
よく見たらもう少し低い位置から降りられる場所を見つけました。 そこから着地。 成功です。 海水が気持ちいいです。
岩場を裸足で歩きますが、もう足の痛いこと痛いこと。 ビーチサンダルか何か持って来ればよかったと後悔しています。 岩にしばらく腰掛けて濡れた足を乾かします。 和田長浜(わだなはま)の海岸が遠くに見えています。
それでは、和田長浜へ向かって歩きます。