第4集 2004-08-21
今年の夏は猛暑で外出を避けてきました。 そのため、みさきめぐりもまた1ヶ月以上間が空いてしまいました。
先週くらいから夏空に少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。 週の後半(8/18-20)はすばらしい晴天でしたが、日曜日くらいから天気が崩れるとの予報。 府中は半分以上雲で覆われていましたが、横須賀は概ね晴れています。 それでは、前回のゴール地点の久里浜港(東京湾フェリー)からスタートします。
久里浜港から少し歩くと、東京電力横須賀火力発電所が見えてきます。 火力発電所の3つの煙突は、三浦半島東海岸だけでなく、対岸の房総半島や上空を飛ぶ飛行機からもよく見えます。
入口の横にある案内板(横須賀市風物百選)を見ると、東京ドームが約18個分というこの敷地は海を埋め立てて造られたとあります。 白い建物の中には蒸気タービン発電機が8基あります。 また、煙突の高さは1本が200m、残り2本が180mだそうです。
ここから三浦半島一帯、そして京浜工業地帯に電気を供給しています。 この発電所は日本の原動力のひとつといえるでしょう。
火力発電所を過ぎると上り坂になり千駄ヶ崎(せんだがざき)を越えます。 千駄ヶ崎は険しい地形なので、トンネルになっています。
昔、仕事帰りにYRPから野比海岸を経て京急久里浜駅まで歩いたことがあります。 20時半頃だったかこのトンネルを通ったのですがとても不気味でした。 幽霊が出るという噂もあるようです。
千駄ヶ崎を抜けると海が見えてきます。 このように視界が開けて海が見えてくるシーンがたまりません。 わくわくします。
野比海岸に出ました。 海岸線の続き、剣崎方面を眺めています。
対岸の房総半島を眺めています。
千駄ヶ崎から久里浜養護学校のあたりは海岸に入れないようになっています。 海が深く、遊泳ができないようです。
砂浜が見えてきました。 あまり人はいません。 海で遊ぶ人、バーベキューをする人がちらほらいるだけです。
県道212号久里浜港線はほとんど車が走っていません。 のどかな昼下がりです。
松の木が海風で曲がっています。
海辺で風が強いところでは木が育たず、代わりに草が生い茂ります。 野比海岸も草原が印象的な海岸です。
この付近は海水浴ができるのですが、あまり人はいません。 やっぱりお盆を過ぎると海も静かになってしまいます。