第2集 2004-06-05
汐入駅から汐16系統、湘南国際村行きのバスに乗ります。1時間に1本程度の閑散路線。 バスは、さっきちょうどお祭りのみこしが通った道を通り、坂本坂をぐんぐんのぼっていきます。 横須賀市から葉山町に変わるあたりで三浦半島のランドマークである大楠山への登山口があります。 そんなに高い山でもないので、いつか登ってみたいと思います。
車内はピクニックのお客さんの比率が高くなっていきます。 最近開通した三浦半島中央道(県道217号逗子葉山横須賀線)との交差点からバスは左に曲がります。 しばらくきつい坂道をのぼると、企業の研修施設が見えてきました。 湘南国際村センター前停留所でほとんどの客が降りてしまいます。 バスに残ったのは私一人だけ。 運転手さんが行先を確認します。
湘南国際村を一周し、秋谷へおりる道の手前に終点のバスターミナルがありました。 意外にこぢんまりとしています。
湘南国際村センターは葉山町にありますが、住宅地は横須賀市になります。 また、住所表示がずばり「湘南国際村1丁目」です。
外周部には未分譲の土地があります。とてもいい眺めです。こんなところに住んでみたい...
住宅地を抜けると公園があります。
なんて気持ちがいい公園なんだろう。 ちなみに、湘南国際村 じゃらんの写真を見て、今回ここを訪れようと思いました。ありがとうございます。
橋を渡った左側はスーパーマーケット、左上のアンテナがついた円柱形の建物は配水池。 右側の塔がある山は大楠山です。
地球環境戦略研究機関(IGES; Institute for Global Environmental Strategies)
なんだかスゴイ名前の研究所。どんな研究をしているんだろう...
配水池から林方面を眺めています。この配水池にはレストランが併設されています。
大楠山がすぐそこに。
風車がぐるんぐるん回っています。
配水池を下ると湘南国際村センターに出ます。 150名収容の国際会議場をはじめとして会議室や研修室を備え、宿泊も可能な総合コンベンション施設です。
帰りのバスまでもうすこし時間があります。 湘南国際村センターの裏手にはさっきの公園があります。 そこでのんびりと過ごすことにします。
絵になる風景ですね。
だいぶ日が落ち、海が輝いてきました。 この時期にしては非常に乾燥していて、かすかに富士山が見られましたが、残念ながらカメラには収められませんでした。
葉山町の花、つつじがきれいです。
湘南国際村は会議場や研修所、そして住宅があり、人が快適に過ごせる街を目指してつくられていると感じました。 横須賀にあるもうひとつの研究都市、YRP(横須賀リサーチパーク)には仕事でよく行きます。 詳しくは後日のみさきめぐりで紹介したいと思いますが、YRPは企業の研究所の集まりであり、湘南国際村とは趣旨目的が異なります。 しかし、この開放的な環境はとてもうらやましいです。まあ、隣の芝は青く見えるのかもしれませんが...
湘南国際村を後にします。 今度は逗16系統、逗子駅行きのバスに乗り、葉山の海岸線に向かいます。